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ためにならない!編入体験記

おそらく世界一ためにならない大学編入体験記、ガチ意識低い系

東京農工大学の編入試験

大学編入

東京農工大学について

僕が4年次冬から目指していた(勉強したとは言ってない)志望校で進学を決めた大学です。もともと従兄が通っていたので名前は知っていましたがどういう大学は知りませんでした。

農学部が強い学校ですが、工学部も研究は強いらしく、スマホのスクロール技術の特許があったりするそうです。(地味に凄くないか?)

しかしいかんせん知名度が薄く、東京農業大学と間違えられやすく、僕も志望校を言っただけで危うく来年から大根踊りをする人にされかけました。

特別これがやりたい、というわけではありませんが、田舎育ち特有の東京への憧れと、編入生に優しい校風、単位変換の楽さ(実験免除は神)、研究設備が整っていることなどの条件面から選びました。

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受験中ずっと携帯の壁紙にしてた写真。春休みに一回来た

 

試験内容

試験日程は

1日目 数学 英語 物理

2日目 専門 面接

とよくあるパターンですね。

編入生はかなり多く受け入れていて電気電子の募集は推薦含めて20人ですが、毎年25,6人合格者が出ます。日程近いので筑波辺りの滑り止めに使われるから多めに取るのかな?

今年は実質倍率でも4倍くらいあったので受験者は多かったです。

昼食は食堂開いてるので使ったらいいと思います。

1日目は筆記しかないので私服、2日目は面接あるのでスーツで受けました。

 

数学(90分、200点)

数学は正直過去問ゲーです。

問題は4問しかなく、偏微分、重積分微分方程式、ベクトルで決まりです。

十二分に満点狙えます。というか苦手狂歌ある人は満点取りましょう。僕は満点前提で挑みました。

と、ここまで書いておいてお決まりの反省会。今まで簡単な重積分しか出ませんでしたが、今年は二つの曲線が囲う体積を求める問題でした。なんとか式までは出ましたが時間切れ。ただ他3問は全部合ってると思います。

ただ今年は極値も例年よりは難しかったし、人が多いから難しくしたのかなって感じを受けました。

 

英語(90分、200点)

英語の過去問は公開されていません。長文の問題が3問出ます。

練習したいなら大学受験用の農工の赤本が良いらしいです。僕も買いましたが解く時間もなく試験日になってしまいました。

首都大よりは難しい印象を受けました。他の大学を受けていないので、どこまでのレベルかはわかりません。

論文チックな問題は難しかったですが、会話文の穴埋めと、少し短めの長文の問題はわりとわかりました。日本語よりは英語で答える方が多いです。

 

物理(75分、100点)

 物理だけ75分、100点と重要度が低いです。

大問が二つで、[1]が力学、[2]が電磁気です。過去問で雰囲気掴めますが、どちらも広い範囲から1問なので、傾向は読めません。浅く広く解けるようなら大火傷はしないはず。難しい問題も基本がわかれば、誘導尋問のように丁寧に解法を導いてくれます。

力学は「基礎物理学演習Ⅰ」が解けるようになっていればそんなに困ることはないと思います。多少の応用力は必要ですが、参考書に類題があるような問題なので難しくはありません。

しかし、過去4年分解いた感じでノーマークだった回転運動と慣性モーメントが出たので出来は微妙でした。過去問見ても範囲広いですが、基本的には運動方程式から微分方程式にして解いていけばいける問題が多い印象です。

電磁気は物理のテストにしては難しい範疇に入ると思います。キャパシタンスからインダクタンス、電磁誘導にクーロンの法則までどっかから出ます。

例のごとくこちらはあまり勉強してませんでしたが、おそらく満点とれたかと思います。今年は3同心球導体のキャパシタンスでした。解いたことはなかったですが、2同心のときの応用でできました。

ちなみに今年を含めた過去5年間の試験において、毎年物理または専門(電気電子)の電磁気のどこかで点電荷を使った問題が出てきます。来年出る保障はないよ!!

 

専門(120分、200点)

基本的に[1]が電磁気、[2]が電気、電子回路です。どっちも範囲めちゃ広いです。僕の感覚だと今迄高専でやってきた範囲ほとんどです。

物理と同じく、農工大の問題は誘導尋問のように導出過程を細かく聞いてくる問題が多いので、多少難しくても全く解けないことはないはずです。

電磁気は過去問見ると、電磁波とかマクスウェル方程式とかたまに変なのが出てきますが、だいたい見たことある問題が多いです。授業で使う教科書の問題よりは難しいかなって印象。

ただし今年はかなり難しかったです。接地した球状導体に現れる影像電荷の問題でした。先ほど物理か専門で点電荷が出ると言いましたが、今年はここでした。

電荷による影像電荷の大きさと位置、導体が点電荷に与える力の大きさまではまだしも、そこから導体表面の電荷密度を出し、点電荷が動くときに流れる電流を出すまでが問題でした。僕は影像電荷を置く時点で間違えたのでおそらく壊滅しました。これで専門半分飛びました。でも難しくてみんな解けなかったんじゃないかと思います。

電気回路は過渡回路、交流電力、増幅回路、四端子回路と範囲はやはり広く、電気電子回路なら問わずといった感じ。1問だけ捻った問題のときもあれば、2単元出ることもあります。

今年は問題量が多く、いろんな範囲からでました。(1)が相互インダクタンス回路のインピーダンス計算、(2)が四端子回路のFパラメータをYパラに変換し、そこに並直列にRLCを接続したときのパラメータ、(3)は理想アンプの増幅回路の出力電圧でした。

(1)、(2)は計算量が多いわりに答えに値しか解答欄がないため、計算ミスしたらアウトだと思います。(3)は逆に簡単に解法を示せと問題にありました。問題量が多い分、今年は誘導尋問がほぼありませんでした。

あとで確認したら電気回路の(2)でも間違えていると思うので、専門はかなり爆死したと思います。僕自身としては例年よりかなり難しかった印象を受けました。周りの受験生が言ってましたが、今年は倍率が高かったためか難しくしたのかもしれません。

 

面接

農工の面接はかなり適当です。

受験番号10番台ごとに面接室が分けられる上、面接時間が一人5分程度なのですぐ終わります。首都大での反省を活かし、前日に漫画を購入して待ち時間は読んでました。

聞かれたのは、志望動機、入りたい研究室、併願校と優先順位、第2希望に書いていた情報科に受かったらどうする?、といった程度。追撃の質問はありませんでした。

今の研究室については何故か全く聞かれませんでした。

第2希望の学科については、書けるから書いただけでよく知らないと言ったら、面接官に笑われました。情報科だけでも倍率が3倍くらいあるので受かるとは思えませんし、多分どうでもいい質問なんだと思います。

 

 

結果

合格でした!!(なんでだろ...)

 

試験終わってすぐはいけたかもと希望を持っていたのですが、専門が大爆死していたことに気づいてからは不安にかられてました。しかも農工大の試験日2日目が技科大の発表だったのですが、滑り止めの技科大に落ちての心のダメージは大きく、不安は絶望へと変わります...

そこから合格発表までの1週間は今から受けられる大学がほとんどないことを知り、(技科大落ちた奴が行く大学なんかもうないよなぁ...)と絶望の日々。勉強も手につきませんでした。

 合格発表は学校の研究室で迎えたのですが、受かってないと思って受験票を持ってきてないほどでした。急いで家に帰って受験票をちゃんと確認したときのニヤニヤした顔はヤバかったと思います(ΦωΦ)

そんな訳で僕の編入試験は本命だけ合格という、結果オーライで終わりを迎えました